常識を超える
2011年05月25日のあるスポーツ新聞。
毎週水曜日に掲載されるという「高校野球特集」が目にとまりました。
「高校野球の常識を超える」という見出し。
そこには、
【尾道・北須賀俊彰監督】
「フリー打撃なしシートノックなし!全てが試合に直結!!」
「練習のための練習はしない」
北須賀監督就任後、ほぼ毎日紅白試合が行なわれるようになったそうです。
また、シートノックも型通りのものではなく、ランダムに速いテンポで打球が飛んでくるものを行っているとの事。
その結果、昨秋の県大会で優勝を飾るなど、着実に成果を出しています。
「練習のための練習はしない」。これは全てのチームが心がけていることでしょう。
しかし、徹底してそれを実践しているところは案外少ないように思います。
練習環境や置かれた状況によっては、ほぼ毎日の紅白戦は無理なチームもあるでしょう。
しかし、実戦に直結する練習は工夫次第でいくらでも出来るものです。
質を追い求め、真に意味のある練習を目指す指導者に教わる選手たちは、とても幸せですね。
かつてある歴史家が言っていた言葉を思い出しました。
「既成概念に囚われず、常識を覆す戦略・戦術を生み出した者が次の時代を切り拓く。」
織田信長然り、坂本龍馬然り、秋山好古、真之兄弟然り。
尾道高校は我々の主要メンバー、高島誠トレーナーの指導を忠実に実践しているチームの一つです。
その縁で、北須賀監督にも何度かお会いした事があります。
次回お会いする時はじっくり野球、特に高校野球を指導する事の意味や本質について伺ってみたいものです。
関連ブログ:Mac’s Trainer Room Blog バンビーノの独り言
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