高島誠トレーナー

彼のコンディショニング指導、トレーニング指導を一言で表せば、
理に適った自然な動きを、素直に納得させる指導
である。

理に適った指導
トレーナーである限りそれはある意味当然であると言えるが、それを選手に違和感無く納得させられるトレーナーはそうはいない。

選手たちは指導者の言う事を「表向きは素直に聞いている」のがこれまでの日本のスポーツ指導現場の情景だろう。
しかし日本以外、特に欧米ではそうはいかない。
「なぜそうなのか?」、「納得できるように説明して欲しい」と普通に(素直に)聞いてくる。
それが当たり前の文化だからだ。
合理主義のアメリカで長く揉まれた高島氏はその辺をよく心得ている。

日本でも最近の子供たち、特にはっきりと自我に目覚めている高校生ぐらいになると、「頭ごなし」は絶対に通用しない。
「とにかくやれ!」、「これで先輩たちも上手くなってきた」
と言っても、心からの真剣な取り組みはしない。ただ形だけ取り組む「形」を見せるだけだ。

しかし、しっかりと説明して彼ら自身が納得すると、こちらが驚くぐらい真摯に取り組むのも最近の子供たちの特徴だ。
それが「ゆとり教育」の産物か否かは判らない。

「コミュニケーション下手な世代」などと言われているが、そういう世代に対するコミュニケーションが、我々指導者側に不足してはいないだろうか
彼ら同士は、しっかりコミュニケーションをとっている。
高島氏はそのあたりを心得ているからこそ、選手たちから信頼されているのだろう。

我々も大いに学ぶべきである。

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