私が関わっている野球チームの選手たちに、今度以下のような問いをしてみようと思っています。
- アウトカウントには、何種類あるか?
- ボール・ストライクカウントには何種類あるか?
- ランナーポジショニングには何種類あるか?
- 上記 1.~3.を総合して、何種類の場面があるか?
- イニング、スコア、その他を考慮するとすれば、更にどのような場面を想定すべきか、自分なりの考え方を自由に記述せよ。

どのような答え、特に5に関しての回答が楽しみです。
いよいよ明日、第93回全国高等学校野球選手権大会が開幕します。
開幕を前に、週刊朝日の増刊号を購入して各都道府県代表校の横顔をざっと眺めてみました。
そして今回は各チームの指導者がどのようなモットーや指導方針、座右の銘などを持っているかに注目してみました。
- 練習はうそをつかない
- 基本に忠実なプレーの徹底
- 野球を通して社会に通用する人間を育てる
- 謙虚な姿勢で取り組むのが上達への近道
- 不如人和
- 心の野球
- チーム内での役割を理解し、自ら動く
- 目標がその日その日を支配する
- やがて人生の勝利者となれ
- 練習でもできない事は試合でもできない
- 選手自らに考えさせる
- 物事が考えられる人材を育てる
- 念ずれば花ひらく
- 心の入った言動をすること
- 野球を通して社会に通用する人間を育成する
- 野球を通した人間形成
- 初心忘れるべからず
- どんな展開でも平常心を失わない
- 甲子園の決勝で1点差を追う9回の2死満塁、フルカウントのときの気持ちで練習する
- 命がけ
- 人間形成
- 野球への姿勢が集中力と粘りを生む
- 人生見逃し三振をするな
- 耐えて勝つ
- 選手が自分たちで考え、行動する事が大切
- 凡事徹底
それぞれの監督さんの選手や野球に対する考え方が良く解ります。
最も多かったのが、「野球を通して有為な人材を育成する」という内容でした。


これこそが高校野球の「目的」です。
その「目的」を達成する為に、勝利を「目標」として設定する。
その「目標」を達成するために、「チームの和」、「技術向上」、「戦術知識の向上」、「基礎体力の向上」等々の「課題」を設定する。
そしてそれら全体に対して
「計画」・「実行」・「反省」
を繰り返し、前進して行く。
将来社会に出たら、必ず必要な事柄です。
出場49校の健闘を祈ります。