スポーツ基本法

2011年06月17日、「スポーツ基本法」が成立しました。

この法案成立の経緯や過程についての解説は各メディアの報道でご存知でしょう。

我々の立場から見た場合、この法案の注目すべきポイントは、以下に挙げられるようなものだと思います。

スポーツ基本法成立

  • スポーツは世界共通の人類の文化
  • スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、すべての人々の権利
  • 国、地方公共団体は住民が主体的に運営する「地域スポーツクラブ」が行う事業への支援、指導者の配置、施設の整備などに努める
  • 国は優秀なスポーツ選手を育成するため、スポーツ団体が行う合宿、国際競技大会などへの選手の派遣、スポーツ選手の技術の向上に必要な施策をする

法律としてこれらの考え方をはっきり示した事は歓迎すべき事です。

しかし、気がかりな点もあります。

全体的に具体性に欠けており、またオリンピックや国際大会など招致を念頭においているのが透けて見えるからです。

スポーツは本来「文化」であり、誰もが気軽に楽しめる環境が整っていないとその「文化」は発展しません。

それぞれの地域で年齢や体力、技能、目的に応じ、優れた指導者の下で好きなスポーツを楽しむ。

その結果として、オリンピックや国際大会で好成績をあげる、のが本来の姿です。

地域の競技施設や練習場、トレーニング施設を整え、そこに適切な人員・指導者を配置する。

生涯を通じてスポーツに接する事ができる「文化」をはぐくむ事が最も大事です。

これは我々の理念でもあります。

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