the third finger
強く、切れのあるボールを投げるには?
「縫い目にかけた人差し指と中指の先に意識を集中し、思い切りスピンをかけ、できるだけ打者に近い位置でリリースする」
これに尽きる。
、とお考えでしょうか?
高島誠トレーナーを中心とするトレーナーチーム、スポーツ・ドクターチームはそうは考えていないようです。
キーワードは「薬指」。
腕をまっすぐ前方に伸ばしてみてください。
そして指を軽く開いて、手のひらを上に向けたり、横に向けたり、下に向けたりして回転してみてください。
(肩から手首の位置は保持したまま)
一番位置を変えないでいるのはどの指でしょうか?
ボールを支えるだけと考えがちな「薬指」こそ、速球やカミソリのような変化球を生み出す基になるのです。
近代野球において、打高投低の流れは当然と思われています。
だからこそMLB,プロ野球ではピッチャーの分業制が確立しています。
しかし、その流れに革命を起こすかもしれない「薬指」。
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